京藍染師 松崎 陸

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京藍染師 松崎 陸

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© Riku Matsuzaki.

ARTIST

職人紹介

松﨑 陸 -RIKU MATSUZAKI-

松﨑 陸
RIKU MATSUZAKI

ニューヨークで出会った「ジャパンブルー」

大学卒業後の2013年にニューヨークで出会った藍染の《ジャパンブルー》の存在を知り、藍染作家を目指すようになりました。

ニューヨークからの帰国後、当時なんの知識もなく私自身将来の事を考えた時、手に職(スキル)があると生きていけるという意識を持ち始めました。
そして、偶然にもテレビで放送されていた藍染特集を観て藍染のことを調べるうちに、そのテレビに出ていた京都で200年以上続く染め屋、染司よしおかの展覧会にまずは足を運ぶことにしました。

その展覧会には、藍染の《ジャパンブルー》だけではなく、緑や黄色、赤、紫など様々な色があり、そのすべてが自然の動植物から染められていることを知り、衝撃を受けました。
その瞬間、頭の中で「自分も目の前に広がる植物色を使って自分の手で染めたい」、そう思った途端に【染司よしおか五代当主吉岡幸雄先生】に弟子になりたいと考え、行動を起こしました。

養蚕

「野村シルク博物館」で養蚕から衣類になるまでを
一貫して学ぶ

当時から、修行3年間ですべてを学び独立するという意識を持っていましたが、そんなに簡単にはいかず、もちろんのことですがなんの下積みもない若者を弟子にとるはずもなく、すぐに門前払いを受け、その後、多数に渡り吉岡幸雄先生の元へ訪れ頼み込みました。そして諦め半分で最後に頼み込んだのち、愛媛県にある『野村シルク博物館』で2年学ぶことを条件に、弟子として受け入れる約束を取次ぎ、2015年6月から愛媛県へまず第一歩の修行の旅へと出ました。

『野村シルク博物館』では、蚕を育てる養蚕から、蚕の吐く糸(絹糸)、その糸を植物で染め、染めた糸を機にかけ手織り、着物を仕立てる和裁までを学べる施設で繊維が生まれるところから、衣類になるところまでを一貫して学ぶ事ができました。
それに加え染料となる藍、紅花栽培も学ぶことができましたが、月謝の半分以上を藍染の材料費に充て、日中は『野村シルク博物館』で学び、そして夜はコンビニでアルバイトをしながら生計を立て生活しました。
そして無事に『野村シルク博物館』卒業し、2017年6月に【染司よしおか五代当主吉岡幸雄先生】の元へ念願の弟子入りすることとなりました。

染司よしおか五代当主吉岡幸雄先生の元へ念願の弟子入り

【染司よしおか五代当主吉岡幸雄先生】では、様々な事を学ばせて頂き、大きな実績を積むことができました。

他にも、吉岡幸雄先生の原稿の校正や、講演会の資料準備、講演会にも同行し染め以外の事も学びました。
終業時間外に師 吉岡幸雄先生が所有する文献を借り日々研究同時に独立に向けて、毎月頂く給料から、少しずつ染色道具を買い集めるとともに、吉岡幸雄先生許可の元、自己ブランド《GROMWELL》を立ち上げ、少しずつ準備・製作を始めていきました。

よしおか2年目には、個人で20坪ほどの畑を借り、藍の栽培、染料の製造を始めると共に、文献を読み漁り研究していた染色歴史から、京都が藍染の産地だったこと、最高級の藍を京都が作っていた事を知りました。
そして、江戸時代の藍の利権により、徳島から京都へ最先端の藍の栽培方法を伝えた人物が徳島県から斬首刑されていることを知り衝撃を受け、京都市で栽培されていた京藍、滅びてしまった京藍を京都市初で復活させるという気持ちが芽生てきました。

畑

GROMWELLでの活動・製作

染司よしおか3年目に吉岡幸雄先生が亡くなり、当初計画していた3年で独立を延期し、その間に個人事業名義《GROMWELL》で、京都の銭湯 サウナの梅湯とコラボで銭湯ポーチを製作しました。
また、ミシュラン5年連続掲載の京都のラーメン屋麺屋猪一の仕事着(手ぬぐい)も染色。
現在は、畑900坪を借り、歴史の栽培方法(自然の肥料のみ)に乗っ取り、京藍を復活させる活動をしています。

また、お世話になっている飲食店(麺屋猪一,そば切りこごろ)とのご縁で、日々廃棄で出る出汁がら(鰹節、昆布)を全て預かり、乾燥、製粉し畑の肥料として再利用したり、天然100%で作る藍の染液を廃液として捨てるのではなく、畑の肥料として循環させています。

自己ブランドGROMWELLで作る衣類も、全てが天然の素材を使い、環境問題に向き合い、土から始まり土へと還る物づくりをコンセプトにSDGs12の目標【つくる責任、つかう責任】に真摯に取り組み、使用後廃棄される商品や残布を堆肥(土)に変え畑の肥料として利用し地球の循環サイクルに沿った活動をしています。

現在は、京藍畑と農業倉庫で製作活動や藍染体験をやりつつ、国内外様々なアーティストが活動する地、大原野で製作活動や藍染体験が出来るようにアーティスト集団が集うシェアスタジオの準備をしております。

MEDIA

2021年
3月 京都暮らしプラス•ワン 07
 
6月 TRANSIT magazine No.52
 
9月 α-station Tea for Two
2022年
2月 THE KYOTO「京藍」を次代に
 
4月 KBS京都 笑福亭晃のほっかほかラジオ
 
5月 京都リビングFM845 ワカバンNEO
 
7月 THE KYOTO 若きクラフトマン 工房完成で開く「京藍」の未来
 
8月 京都信用金庫Qラジオ Vol.63
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