藍には大きく分けると4種類ある

藍の種類は大きく分けると4種類あります

それでは、
色素の薄い順番から

① 大青(たいせい)、ウォード
アブラナ科の植物で二年草です
ヨーロッパや北海道など比較的寒い地域によく見られます
色素 薄い

② 蓼藍(たであい)
タデ科の植物で一年草です
中国、朝鮮、日本などアジア地域によく見られます
色素 普通

③ 琉球藍(りゅうきゅうあい)
キツネノマゴ科の低木です
沖縄や台湾、インドシナ半島によく見られます
色素 濃い

④ インド藍(ナンバンコマツナギ)
マメ科の細木です
木藍(きあい)とも言います
藍の中で色素量が一番多い
インディゴと言う言葉は
インドアイからきている
色素 最も濃い

暖かい地域にある
琉球藍、インド藍は
暖かい気候に加え木ですので
一年中収穫、染色が可能です

蓼藍は一年草に加え
日本では冬がありますので
3月〜10月頃までしか栽培できません
冬でも保存が効き染色できるように生まれたのが蒅(すくも)です
蒅とは藍の染料であり
蓼藍の葉を発酵させ堆肥状にしたもの
味噌や醤油、納豆と並び
発酵大国日本人の知恵で
産まれたのが蒅(すくも)です

蓼藍の栽培に加え
インド藍 ナンバンコマツナギの栽培にも挑戦していましたが、ワンシーズンで終わってしまいその後種が発芽する事がなかったです。。
ただ、インド藍の葉っぱは日中は開くのですが、夜になると葉っぱが閉じるので見ていておもしろかったです
その時の写真貼っておきますー!

今度は、琉球藍、大青の栽培にも挑戦してみたいと思います!

ここまで読んで頂き
ありがとうございましたー!!!

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