衝撃的な藍との出会い

藍染と出会うまでは
服にどのようにして色が
ついているのかも考えた事もなかった

想像できる事といえば
水に絵の具的なモノを入れて
その液に服や布を浸けたら
染まるのかな ぐらいだった

22歳の時
やりたい仕事もなく
日本以外の価値観や文化に触れたくて
1ヶ月ニューヨークへ行った

英語も話せないのに価値観に
触れられるのか謎だったが
感じれることはあるだろう

そんなノリで行った
ニューヨークひとり旅で藍染と出会った

その時に初めて
“染める”
という存在を知った

帰国後に、たまたまテレビで
放送されていた藍染特集を見た
“ジャパンブルー”という言葉があるのか

そこからいろいろと調べ
もし、自分が
染色をやるなら日本一の染め屋で
学びたいという気持ちが心の根底にあった

そして
江戸時代から200年以上続く染め屋
染司よしおかの存在を知り展覧会に行った

それまでの僕は、藍染の青しか知らない
自然の植物から青色に染められるんや
ぐらいの理解しかなかった

よしおかの展覧会が衝撃的だった
それまで、
自然の植物から
青色に染められる事しか
知らなかったのに

目の前には
赤や黄、紫もピンクもなんでもある
これが全て自然のものから
染められるのかという衝撃と共に

初めての光景に
喰らいまくったのを鮮明に覚えている

今までの人生で一度も
見たことも感じたこともない
力強く透明感のある色たちがそこにはいた

色を見た瞬間に全部もっていかれた
やべぇ。自分の手でこの色染めてぇ

それが藍との出会いと植物染との出会い
ここから全てが始まり
藍に対する理解や
技法の派生を知っていく

※ここでは、藍との出会いから
自身が今現在行なっている藍染や技法
そこに、どのような経緯で行き着き
今現在の藍染に至って
ものづくりをしているのかを書いてます

次回は本藍染との出会いについて

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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