世界のウェルビーイング総会に参加しました

6月16〜21日 スロベニア
僕の活動がウェルビーイングらしく、世界中で行なわれているウェルビーイングプロジェクトの総会に招待していただきました

 

 

京藍の復活 × 土から始まり土へと還るものづくり × 円相作品
この3点の根っこが全て一貫して繋がっているとTED Talkのキュレーターがめちゃくちゃ推してくれたそうです
この10ヶ月間毎月会議して何が出来るか対話も続けてきました

 

 

90カ国以上の世界中から1,000人規模が集結しウェルビーイングについて向き合うサミット

 

 

そもそも最近よく聞くウェルビーイングってなんやねんってところですが簡単に言うと長期的な幸福度らしい

 

 

対極にあるのがハピネス
ハピネス(happiness) 短期的な幸福
美味しいご飯食べたり、熟睡したり、映画観たり
短期的な感情に近い

 

 

ウェルビーイング(Well-being)長期的な幸福
自分の好きな仕事をする
人生に目標がありそれを達成していく
心と体のバランスが取れている
長く続く満足度らしい

 

 

ハピネスは瞬間的な喜び、ウェルビーイングはその積み重ねが土台になる人生の充実感。みたいです

 

 

とりあえず日本語しかわからんけど、突っ込んでいくのは昔から変わらず
現地で数少ない日本人にも会えて、助けてもらいながら国内外変わらず生きてました

 

そして今回の旅で感じた事は結構ディープです
SNSでは重たくなるので書いてませんが、ここでは書こうと思います

 

 

スロベニアのサミットで感じた事は、結論日本は本当に恵まれていると感じた
ある程度なんでも挑戦できる環境が常にある
これが何よりの贅沢

 

 

90カ国以上が集結して、その国の価値観やどう足掻いても自分ではコントロールできない問題の多さに心から考えさせられた

 

 

自分の活動をアピールしに行くつもりが自分の存在や活動がどうしても贅沢に感じてしまいアピールなんてできなかった

 

 

自分個人としては、製作に対する考えがめっちゃ広がったし、課題もみつけられたし、恵まれている環境である事にも心底気付けたし、かといってやる事は変わらず甘えずこれからも更に命を燃やし続けたいと思えた

 

 

全ての人間が目には見えないけど色々な問題を抱えて生きている
確かに自分の活動はウェルビーイングといえるかもしれないけど、だからといってそれが他の人の答えにはならない
世界はシンプルのようですごく複雑だった

 

 

あなたの考えは本当に深くて、人として強い。と言われた言葉が何よりも痛かったし虚無に感じた

 

 

小さい頃から格差を感じてた団地育ちのハンデがあったからこそ今までもこれからも反骨心を持ってやり続けてきた
下積み時代は1→10を意識してしっかりこなしてきたし、次は0→1にこだわって身銭切るリスクを喜んで取りながらここまできてる
自分には何もなかったし、必死にやるしかなかった
その反面いろんなもん捨ててきたし傷ついてきたけど、その時のマイナスな気持ちを常にプラスに変えてきたからこそ今の自分がある
周りの人よりも色々な経験をしてきたし、傷ついてきたからこそ、ある程度相手の気持ちが理解できると思ってたけど、その言葉で一気に突き放されたというか、僕が発する言葉が突き放したというか
大きい距離を感じて、知らんうちに昔の苦労してた時のしんどさとか辛さを忘れてた
相手にかける言葉もわからなかった

 

 

僕は夢もあるしその為に全てを捨ててもいい覚悟で生きている
いつ死んでもいいと思ってた
ただこの生きてきた日本の環境には、”命のやり取り”が自分個人でしかないと気付かされた

 

 

日本で夢を追うのは簡単、最終自分が死ぬだけ。それが何よりも贅沢に感じた旅

 

 

だからといってさっきも書いてるけど、やる事は変わらんし環境にも甘えず、これからも更に命を燃やし続けたい
この時代の日本に生まれた意味があると思うから

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