京都市役所展示のお知らせ
京都市役所の地下通路にて
西山の竹 × 京藍染の作品を展示しています
展示期間は2/17〜4月中旬まで
お話が来た時がひと月前
天井レールなし、壁面貼り付け不可の条件だったので、
いつも作っているパネルや額装の作品は
展示できないので立体物しか無理かぁと悩んでおりました
西山の竹を絡ませるという話だったので、
竹と京藍を繋げるものは何か。
色々と思考を巡らせていくと
自分の育った場所、竹の里に行き着きました
竹藪に囲まれた地域、竹の里で育ち
小学生の頃も竹の子農家へ行く授業があったり
無意識に竹と関わって育ってきた自分のルーツを思い出し
竹と京藍を繋げているのは「自分」という事に気が付きました。
切っても切り離せないルーツ(竹)と今(京藍染)
そこには目には見えない複雑に絡み合って
解くことができない関係があり
イメージとして見えた映像は「無数に絡み合った竹の根」
竹と京藍で、竹の根を表現しよう。
そうして出来上がったのが今回の作品です。が、
2/16日搬入でしたが、サイズが大き過ぎて入らず
最初に構成していた作品とは少しだけ変わりましたが、
表現したいものは変えず、
様々なトラブルを経てなんとか展示する事が出来ました!
通りがかったらスマホで写真撮ってください
メンションして頂けると喜びますー
以下作品のキャプションです
「ルーツ – Roots」
2013
200 × 170 × 30 (cm)
京藍染・竹
【作品解説】
自身の切り離す事のできないルーツ(竹)と京藍で複雑な関係性を竹の根に見立て表現しました。
自分の生まれ育った場所(竹の里)を思い返すと竹はいつもぼくの身近にありました。
竹に囲まれて育ち、今は京藍と密接に絡み合っています。それは、切っても切れない関係性。
人それぞれにルーツがあり、今があります。
あなたの人生で複雑に絡み合っているのはなんですか?